卵巣がんと卵巣腫瘍の性質
卵巣がんの内およそ8割は、皮の表面近くのがんによるものです。
上皮性腫瘍といいます。
臓器の中でも、卵巣がんは自覚症状が出にくいところなので、発見に至る2/3は、残念ながら他に転移をしたあとで判明します。
卵巣がんが、他に転移していないうちに発見できれば、まだ手術で治せます。
卵巣がんが進んでしまい、転移をしていたら、化学療法と手術の両方で治していく必要があるでしょう。
卵巣腫瘍では、腫瘍の種類が多いものの、そのうちの85%が良性腫瘍だということです。
上皮性腫瘍は、簡単に言うと良い・悪い・その中間の3種類があり、良性腫瘍・悪性腫瘍・中間群となります。
悪性腫瘍はがんで、中間群は境界悪性です。
上皮性腫瘍は、5種類の細胞型に分けられており、それぞれに性質や治療法などが変わってくるので、もし卵巣がんとの診断をされたときに、医師の説明と共に知っておくと、病気をより理解することが出来るでしょう。
粘液性腫瘍、漿液(ショウエキ)性腫瘍、明細胞がん、類内膜腫瘍、ブレンナー腫瘍の5種類です。
「粘液性腫瘍」はネバついた液状のものが、嚢胞(ノウホウ)内にたまってくる腫瘍のことです。
治療をせず放っておくと、腫瘍はどんどん大きくなり、やがて破裂して腹膜炎を引き起こします。
「漿液性腫瘍」は2種類あり、漿液性腺がんと良性漿液性嚢腫(ノウシュ)です。
良性漿液性嚢腫も、液体がたまっていく病気です。
「明細胞がん」は、手術での治療が最良。
「類内膜腫瘍」は、中間群の境界悪性。
「ブレンナー腫瘍」は、ほとんどが良性です。
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